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【忘れられない恋愛】キセキの出会いと一方通行の結婚願望

 2017/03/28 LOVE
 
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本気にしていいの?

出会い系始まりだから警戒すべきなのに、なぜか心を許した私は、一緒に食事をすることに。2歳下の彼は、私よりもしっかりしていて、何事においてもリードしてくれました。

実は、出会い系を利用するまでもなく、リアルでは男性に不自由していなかった私。だけど、誰かとお付き合いをしたいという気持ちは全くなかったのです。

ただ、リアルでつながっていない人と知り合いたかった。

そんな気持ちで始めた1通のメッセージが、リアル世界につながったのです。

その後、ペットを見せてくれると言うので、彼の家へついて行くことに(ここでも、警戒すべきところなのですが、まったくもって心を許していた私)。彼が医学部生だということ、いろいろな生き物、車に興味があることなどを話してくれました。

(あぁ、それか!)

彼と過ごしている間、どうして自分が彼に心を許しているのかわからず悩んでいたのですが、そこで答えが分かったのです。自分も学歴女子のため、自分以上に頭がいい人でないと話が合わないと言う弊害。

それを難なくクリアしたのが、その彼のマニアックなネタ。自分より頭がキレるかどうかで選んでしまうのです。

私は、医学に詳しいのなら!と、腰痛に悩んでいることを相談し、骨格を見てもらうことに。男の一人暮らしの部屋に男と女がいたら、することは決まっていると思うのですが、私たちはなんか変。ずっと骨と筋肉の話を続けていました。

深夜0時をまわり家に帰ろうとしたとき、玄関で彼がふいにキスを。

「えっ?」

思わずつぶやいた私に、彼は、

「俺、やっぱりさくらちゃん、好きだわ。」

と。もう、私の心臓はドキドキ、乗ってきた自転車を飛ばして家に帰ったものの、その感触が離れずに眠れず朝を迎えました。

私はというと、付き合った数はあれど、恋愛においては純粋な心を持っていて。

積極的に付き合いたいと思っていたわけではないけれど、実際に会ってみて感じた彼の雰囲気がいいなとは思ったのです。そんな彼からまさかのキス。いいな、という気持ちは一転、とても気になる存在になってしまいました。

付き合う前のキス。やっぱり遊びなの?

そのあと、メールや電話でのやり取りはあるものの、付き合おうなんて言葉はなく、彼の気持ちもわからずに、数日にわたり悶々とすることに。

その間も彼からメールや電話で、何度も

「さくらちゃん、ほんまに好き。」

と。とはいえ、私が

「付き合うの?」

と、聞くと、のらりくらりと交わす彼。

「ごめんな、付き合うことはできない。」

「なんで?じゃぁどうして好きだって言うの?付き合う気もないのに、どうしてそんなに好きだって言えるの?」

医学部生は女遊びが激しいと言うけれど、やはりそうなのか…。

「俺、生き物は好きだけど、女の子にあんまり興味持たないんだ。女って、キラキラしたものやフワフワしたものが好きだろ?あぁいうの受け付けない。」

あっ、確かに居る。そういう女の子!

かくいう私は当時、法律の勉強をしながらモデルのアルバイトをしていたこともあり、キラキラしたもの、たくさん持ってるよ~なんて状態。

それならどうして好きって言うの?どうしてキスしたの?なんて疑問が頭から離れない。

「だけど、さくらちゃんなら違うかもしれないな。付き合うか。」

積み重ねるのは、素敵な想い出

そんな、彼の妥協でスタートした私たちの関係。

毎日、彼の学校が終わると彼から1時間くらいの長電話( 結局、私のこと好きなんじゃん)。

週に3、4回はデート。水曜日は私が茶道と生け花を習いに行っていたので、彼が車で迎えにきてくれて。土日は、滋賀や和歌山にドライブへ。

その車も、いわゆるベンツの2シーター。これも女の子は興奮するポイントなんだけれど、私は車がオープンカーになる様子が面白いとか、そっちにしか興味がなくて。それが功を奏したのか、彼はますます私にハマっていったようでした。

キラキラやフワフワの女の子が受け付けないと言っていた彼でしたが、私と逢うときは、何かサプライズのプレゼント。

相変わらず、自宅で司法試験の勉強をしていた私。インターホンが鳴って出たら、彼で。

「学校帰りに歩いていたら、さくらちゃんに似合うの見つけた。」

と、突然ピアスを買ってきてくれたり。

「このペンだったら、勉強はかどるだろ?」

と、スワロフスキーづくめのペンをプレゼントしてくれたり。今、振り返ると、どんだけ尽くしてもらっていたの?と、思うのだけれど。当時は何も気づかずに、

「え、これ、私の好みじゃないから要らない」

なんて、強気発言をしていました。今となっては、笑える想い出なんだけどね。

夏休みは、出雲大社に行って、ずっと仲良くいられますように!なんてべたなお祈りをしたり。大川の川岸に座って、天神祭の花火を見たり。私たちの想い出はどんどんと積み上げられていきました。

忘れられないのは、その翌年の台湾旅行。彼が台湾に行きたいって言ったのに、現地に到着すると、中国語の発音が難しくて機嫌が悪くなる。

夕陽を見るために船に乗っているとき、見る位置について話しているうちに大ゲンカをして、私は大泣き。もう、別れるしかないのかなって思ったの。

その時、背後から大きな音が鳴って振り返ると、大きな花火が上がりました。その日は、日本では天神祭の真っただ中。今年は天神祭の花火を見られない、そう落ち込む私に神様がプレゼントの花火を打ち上げてくれたみたいで。

「ねぇ、花火、綺麗だよ?」

「そうだね。」

そうやって二人の関係は、何事もなかったように繕われ。いつもの日常へ戻っていきました。

好きなのに。恋愛と結婚は違う?

とはいうものの、時間が過ぎると言うことは、自分が年を取っていくということで。私の周りの友人は結婚したり、出産したり、どんどんと女の幸せをつかんでいきました。

私は一人取り残されている。

そんなことで落ち込んでいた私。彼に結婚願望のことを話したところ、たまたま知人が行っていたブライダルフェアを見に行くことになりました。綺麗なウエディングドレスに目を輝かせる私。その隣には、浮かない顔をした彼がいました。

そしてその1週間後、こんな言葉を受けることに。

「悪いけれど、まだ5年は結婚できない。学校を卒業して研修医になって、それから数年たたないと。経済的にも支えてあげられない。」

彼の意見は、もっともだったのだけれど。結婚はともかくとして、女の子には出産年齢がありますよね。そういうことを素直に話すと、彼は私に告げたのです。

「じゃぁ、別れるしかないな。」

 

彼の優しさは、胸を裂く返事

今まで何度も喧嘩をして、何度も泣いて。でも、仲直りしたけれど…。

「なんで、真剣に考えてくれなかったのかな…。」

と、つぶやいた私に彼はこう答えました。

「さくらちゃんのことを真剣に考えてるからこそ、この結論を出したんだ。」

(真剣ってなんだろう)

全身の力が抜けていって、涙が止まらなくなって、私はその場で泣き崩れました。

そして、そんな私に追い打ちをかけるように、こんな言葉をかけてくれました。

「さくらちゃんが、結婚相手とめぐり逢うまで付き合うってのはどう?俺は、それまでのつなぎでいいよ。辛いけど、それでさくらちゃんの悲しみが減るのなら。」

私にとっては、それが、確定的な別れになった瞬間でした。

ほんとは…ほんとはね、今はダメだったとしても、

「そうだね、落ち着いたら一緒になれたらいいな」

って返事が欲しかった。

どうしても叶えたいお願いごと

男性にとって結婚話は重いと言うけれど、女性にとっても重い話で。

だって、その話を切り出して「結婚できない」って返事をされたら、悲しいし、恥ずかしいし。もう穴があったら入りたい状態ですよね。

でも、アラサー女子の私にとっては結婚に出産って、どうしても叶えたいお願い事だったんです。だから、勇気を振り絞って、結婚願望の話をしたの。

とはいえ、結婚願望がない彼と一緒にずっとやっていく自信もなかった。

私はこんなにも真剣に考えていたのに、いつか、彼と子供と3人で手をつないで、お散歩したいなって、お買い物行って、ほのぼのと料理を作ってみたり、なんて想像をしていて。

彼は彼で、「さくらちゃんはいいお母さんになるやろうな」なんて言ってくれたり、「子供ができたら、受験させようか、どんな勉強させようか」なんて話をしてたから、てっきり結婚願望があるんだと思っていたの(後になって聞いたところ、そこまで結婚を真剣に考えていなかったから、こういう話ができたとのことでした)。

想像は、本当に想像のまま終わってしまいました。彼と過ごした1年と10か月。私にとって、かけがえのない時間だったことに間違いはありません。

さいごに。

あなたにも、こんな風に忘れられない恋愛はありますか?

「もっとこうしていたら良かったのに」なんて後悔したり。

「もう一度やり直したい」って、未練を持ったり。

「どうして素直になれなかったのかな」って、思ったり。

今。

もしも、あなたに好きな人がいるのなら、あなたの気持ちが届くように。

もしも、恋愛をしているのなら、後悔しないくらい全力で彼にぶつかって。

もしも、切ない恋を終えたのなら、寂しさに流されることなく、しっかり前を向いて。

運命の人との出会いは、突然で。たった一つの行動が、自分の運命を左右する。

あなたにチャンスが訪れたのなら、迷わずつかんで飛び込んでくださいね。どうか、良い恋愛になりますように。

 

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ライター紹介 ライター一覧

花山 さくら

花山 さくら

1981年生まれの35歳。過去に18キロ痩せた経験を持つ、シングルマザーです。
 
お金をかけるほど、お肌は喜ぶ。そう思っていた20代。

大失恋を経て巡り合った旦那サマと、熱愛の末結婚。ラブラブ生活満喫♪のハズが、産後クライシスの末、離婚へ。

シングル生活も4年目に突入。同時に始めたライター生活も丸4年が経過。今は、娘中心に世界が回っています。シングルって何気にいいのかも。

15年にわたり続けてきた、ヨガ、アロマ、メディカルハーブを活かして、美容面にアプローチします。

お金はかけなくてもお肌は喜ぶ。それが、今の私の答え。

キュンキュンするような恋愛も、30代からの美容法も、女子なら押さえておきたいポイントをしっかりフォローしていきます。

コメント

  1. ぼんばー より:

    短編小説みたいな、素敵なお話しね。

    1. まりこ まりこ より:

      ぼんばーさん、ありがとうございます。
      これからも、ちょこちょこっとこういうお話を掲載していきたいなー、と思っております(^-^)

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