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なんとなく調子が悪い…女性特有の更年期障害と自律神経の違い

 2017/04/23 ヘルス&ビューティー
 
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30代後半に入って、これまで感じたことのなかった「体調の変化」。

体力の衰え?もしやこれって、老けたってこと?

初めてそんなことを感じてしまった瞬間って、へこみます。

最近では情報も多くなり、特にテレビや雑誌などで、タレントさんが「若年性更年期障害」で大変だった…というニュースを見たことがある方も、いらっしゃるかもしれません。

ジワジワくる体調の悪さ、不調。これって更年期?言葉には聞いたことがあるけれど、更年期障害ってそもそも、何?

そんな気になる更年期障害の、疑問あれこれについて調べてみました。

更年期障害の症状

更年期障害と一口で言っても、その症状にはさまざまなものがあるようです。

更年期障害の症状とは

  • 月経不順
  • ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)
  • ホットフラッシュの後の寒気
  • 汗っかき
  • めまい
  • 動脈硬化
  • 悪玉コレステロールが増える
  • 太りやすくなる
  • 骨がもろくなる
  • 情緒不安定
  • 落ち込み・自己嫌悪
  • だるさ・力が入らない
  • 我慢ができなくなった
  • 物忘れをする
  • イライラ
  • 髪の毛が減ったりツヤがなくなった
  • 寝汗がすごい・眠りが浅い
  • 肌の強烈な乾燥、体がかゆい
  • 腕などがしびれる
  • トイレが近い(頻尿)
  • 急なシワ…

調べるほど出てきました。これは、十人十色というほど、様々な症状があるようです。

更年期っていつからいつまで?

そもそも「更年期」という言葉自体に「期」とあるように、女性の人生の中の「ある期間」をさしている言葉です。しかし、具体的には、何歳からを指すのでしょうか?

まずざっくりと、その期間とは、「40代後半~50代前半」の約10年間とのことでした。これは、女性の閉経(生理が終わること)の平均時期の、前後5年にあたる時期です。

最近の日本人女性の閉経の年齢については、50.5歳という平均データが、日経ヘルスの4年間(2009~2012年)の調査から出ています。

つまりこのことから、更年期のはじまりは50歳の5歳前、大体45歳ぐらいからと考えてよさそうです。

成長期→思春期→成熟期→更年期→老年期

なお、45歳より若い段階で起こる不調は、更年期障害とは言わず「自律神経失調症」と呼んでいるようでした。30代から少しずつ変化していく女性ホルモンが乱れ始めたことによる、自律神経の乱れが主な原因のため、こう呼ぶようです。

と、調べてはみたものの、この説明だと、少しわかりにくいですよね。

更年期障害と、自律神経失調症とは、何が違うのでしょうか?もう少し、違いを見ていきます。

自律神経失調症と更年期障害の違いは何?

更年期障害と自律神経失調症を分けるもの。それは原因の違いでした。この原因を分けるのは、「女性ホルモン」と「自律神経」でした。

女性ホルモンとは?

女性ホルモンとは、脳からの指令で、卵巣に出るホルモン(エストロゲンと黄体ホルモン)のことです。さらに、この女性ホルモンは、女性特有の「妊娠」に作用しているものです。

女性は年齢とともに、妊娠力が低くなり、不妊へ移行し、月経が不順になり、やがて生理が閉じる、というように、少しずつ卵巣のはたらきが終わっていくように、つくられています。

自律神経とは?

心臓を動かす、身体の体温が高くなると汗を出すなどの体温の調整、食べ物の消化などといった、自分の意思とは関係なく、生命活動を支えているのが自律神経です。

自律神経失調症とは?

自律神経は気温や環境の変化、対人関係によるストレスを受けやすく、自律神経が乱れると血流・免疫力・腸も影響を受け、身体に様々な不調をもたらすことを「自律神経失調症」とよびます。

また、女性ホルモンの乱れによっても自律神経が乱れます。卵巣は年齢とともに機能が落ちていくように作られているのですが、脳では、卵巣機能の低下して女性ホルモンが減少すると

「あれ?もっとがんばって、ホルモンをもっと出すように指令しなくちゃいけないかも?」

と勘違いして、「女性ホルモンを出せ!」と指令をかけます。

その「女性ホルモンに指令を出す場所」と、「自律神経に指令を出す場所」は視床下部という同じ場所。そのため、女性ホルモンにつられて、自律神経が乱れてしまいます。

更年期障害とは?

一方、更年期障害の場合は、女性ホルモンと卵巣機能が、明らかに低下することが原因で出る症状を指します。

つまり、更年期障害とは、閉経の前後に卵巣のはたらきが落ちていくことで、女性ホルモンが激減することが原因として起こって来る症状、ということができます。

若年性更年期って何?

では、20代~30代で見られる「若年性更年期」っていうのは、自律神経の乱れではないのでしょうか?

そもそも、更年期障害は「卵巣のはたらきと女性ホルモンが落ちること」が原因でした。

20代~30代の女性の中でも、同じように、「卵巣のはたらきが落ちることが原因」により、更年期とほぼ同じ症状がみられるものを「若年性更年期障害」と呼ぶそうです。

若年性更年期障害の症状

生理が止まる、などをはじめとする生理の異常がみられたり、更年期と同じような症状(特に、PMS(月経前症候群)にない、のぼせや、汗が出るなどの症状)があることが目安となるようです。

原因としては、過度のストレス、過激なダイエット、飲酒や寝不足、喫煙、ピルの使用経験などがあげられています。

なんとなくの不調に自分でできる4つのこと

さて、薬を飲むまでじゃないんだけど、体の調子が気になるという時。自分でできることって、何かあるでしょうか?調べてみると、これがけっこうありました。

誰もが経験することになる、卵巣の低下、女性ホルモンの減少、自律神経の乱れ。

何だか調子悪いなあと思い始めた時に、その前に。自分でできることがあります。特に毎日の生活でできる、簡単な4つの方法について、ご紹介していきます。

1.食事 女性ホルモンに似た働きをする食品とは?

食べ物には、女性ホルモンに似た働きをするものや、体を整えて過ごしやすくしてくれる人気の食材があります。食品は、普段の食事に少しずつ加えていくことができるので、手軽でおすすめです。

・イソフラボン

女性ホルモンに似ている働きをする、といわれているのはイソフラボン。

イソフラボンが入った食品は、黒豆、大豆、緑豆もやし、くず粉などです。大豆を使った食品は、納豆、豆腐、油揚げ、豆乳、味噌があります。

ただし、イソフラボンは、サプリメントなどの特定保健食品からの摂取は1日30mg、食品からの摂取量は1日75mgが上限とされています。無調整豆乳200mlでイソフラボンは28mg含まれているので、600ml以下が目安です。

参考
資料内閣府食品安全委員会 大豆および大豆イソフラボンに関するQ&A

・発酵食品

腸内細菌を活性化させる、ヨーグルトやお漬物、甘酒などの発酵食も体全てのバランスを整えますし、1品加えるだけという手軽さも、おすすめです。

・ナッツ類

ナッツに含まれるビタミンEはホルモン分泌を調整するはたらきがあるます。未調理で食べられるので便利ですね。

・エゴマ油やシソ油

ホルモンの原料となるαリノレン酸が豊富です。生のまま、ドレッシングなどにかけるだけでOKなので、お手軽です。

たんぱく質もホルモンの原料なので、意識してとるようにしましょう。

2.体を動かすストレッチ、ヨガ

体を動かすことは、血流を穏やかに上げていき、代謝をあげたり老廃物を流したりと、体の循環をうながします。

循環をうながすストレッチ、ヨガなどは、たくさんのポーズがあります。

特に今、動画も無料でたくさん出ています。お気に入りのポーズが見つかると続けやすいので、いろいろ見てみるのも楽しいですよ。

こちらは、サイトと同じMARIKOさんという方がやっているヨガの動画です。10分ぐらいの動画です。

3.足裏ツボマッサージ

足の裏には女性ホルモンを活性化させるツボがあります。ツボ周辺をもむだけで気持ちよいものです。

1日1回、1分からでOKと言われているので、簡単さも助かりますね。

  1. ホルモンのバランスにアプローチするツボ=足の親指の裏の真ん中。10秒間グッと押します。痛みを感じたら健康な証拠、痛くない人はホルモンバランスの崩れている可能性があります。

    足の裏です

  2. 生命力にアプローチするツボ=足裏の真ん中。こちらは、湧泉というツボです。10秒間グッと押します。硬くなっていたり、ぶよぶよしていると身体が疲れているサインです。

4.お風呂

お風呂は、自宅で楽しめますし、アロマオイルなどを使っていい香りに包まれれば、リラックス効果が抜群。

また、代謝を上げるので、体調が良くなるうえ、ダイエットにもなって、とてもおすすめの方法です。

芸能人のみなさんにも人気のお風呂の入り方や、たくさんあるお風呂の利点については、こちらの記事でたっぷりとご紹介しています。CHECK!基礎代謝を上げる具体的な3つの方法

まとめ

いかがでしたでしょうか。

そもそも、卵巣の機能が低下することでおこってくる「更年期障害」とは、45歳からの約10年間に女性ホルモンの減少から来る症状でした。

45歳以前では「自律神経の乱れ=自律神経失調」である場合が多くみられますが、更年期と同じ症状が出て卵巣の機能が著しく低下しているのが原因の場合は、「若年性更年期障害」にあたる場合もあります。

このように、症状がひどくなる前に、少しでも、生活の中で自分でできる事。今回の内容は、そんなつもりでご紹介しています。

ご紹介したのはいずれも簡単な方法ですが、食事も、足ツボも、長く続く人気があります。つまりそれだけ効果があるということ。ぜひ試してみてください。

参考文献

「更年期の不安を解消!」日経BPムック 日経ヘルス

Dr.クロワッサン 自律神経が整えば健康になる

女の曲がりカド プレ更年期がやって来た!! (バンブーコミックス エッセイセレクション)

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トモコ

トモコ

小さい頃に病弱だった経験から、大の健康マニア、体オタクとして成長。

体好きが高じてアロマセラピストになったものの、体を壊して退職。その後に医療系メーカー勤務でリベンジ。

整体歴15年、アロマセラピー歴10年。
西洋東洋問わず、流行りの健康法、美容メソッド、医学、心理学、脳科学など様々な分野の体情報を自分の体で実験し続け、いまだ体への情熱は衰えることがないまま40代へ突入。

現在、医療・健康系のライターとしてますます体オタクに磨きをかけてます。

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